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ハッピーホームの考える賢い不動産のポイント
土地を購入して、注文建築でお家を建てる際のポイント
- 1、まず注文建築用地、土地を探す必要があります。土地と建物の全体予算を月々の支払いや自己資金から決めて、全体の予算から諸費用、建築費を引いた金額が土地購入資金となります。
- 2、建築費を算出するのにハウスメーカーを決定し、間取り仕様等を決めて見積もりを作成します。
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3、現実の土地探しは本当に大変です。特に阪神間でも人気の地域は街並みが完成していますので、同じ学校区でも1年間に1件か2件ぐらいしか売りに出ない地域も多いのが現状です。
夜中でも物件が出れば皆様観に行かれますが、人気の物件は購入申し込み順になりますので早い者勝ちです。人気の地域で土地を探されている方は、資金力や情報力だけでなく、日頃の行いが余程良い方でないと、希望地域で土地は買えないかもしれません。
実際、私も西宮市全域で探していましたが、購入するのに3年以上探しました。不動産会社なので毎日土地の情報はたくさん在りましたが、それでも結局3年目で私の奥さんの強い希望により、西宮市の公売物件で土地を決めました。一般の方が誰でも抽選に参加出来る土地でしたが、誰も申込者がいなかった土地でした。 -
4、不動産の相場は、需要と供給のバランスで決まっています。安い土地と思ったら必ず理由があります。
例えば陽当たりや土地の形、生活施設の充実度などの目に見える部分から見た目には解らない上水道、下水道、ガスなどのインフラ整備などがあります。
上下水道も前面道路から引き込むだけでも約60万円~80万円程費用が掛かり、上下水道の本管が遠ければもっと費用が掛かります。2ブロック先の本管から引き込むような場合200万円以上の費用が掛かるケースもあります。
又、面している道路の種類が舗装されていなっかたり、私道で建築基準法上の道路でなかったりする場合に安くなる場合があります。当然金額が高い方が良い条件の土地になります。土地の購入資金を増やすには、建築費を安くするしか方法はありません。 -
5、私たち不動産会社は家を建てる事に関しては、一般の方より当然ベテランです。私も現在まで、400棟位は、建築、設計、企画、販売に関わってきました。
業務経験上思うのは、現在の住宅産業は、不安産業だと思います。誰でも一生に一度の事だし金額も高額なので不安で一杯になります。この不安を利用した商売になっているように感じる時があります。
資金に余裕がある方は、不安に対してはお金を支払い、大手ハウスメーカーで家を建てる事を選択される方もおられますが、安心代が入っているように思います。 この安心代が、多少の金額であれば良いと思いますが、同じ建坪30坪〔100㎡〕を、地元の工務店であれば本体1500万円もあればどこでも建築してくれると思います。
実際当社では、長期優良住宅仕様、日本住宅検査機構の10年保証付建物で 本体価格1500万円で建築可能です。(建述べ約30坪位) 大手ハウスメーカーの場合、約2000万円~5000万円ぐらい費用が必要です。 50年間保証する会社もあると思いますが、それなら2回新築を建築してもまだ安いかもしれません。
今現在の住宅産業は情報が溢れています。必要以上に不安をあおって仕様を上げて、それが大きな利益になっているような気がします。 たくさんの情報から本当に必要な情報だけを選択する判断力が必要です。